三条のケース:ジレンマの効用とこれから(β版)
はろー、三条です。
期末テスト、レポート、宿題…
どうしていつもいつも夏休みはこの方々より先に走り寄ってくれないのでしょうか。
活発そうに見えて、遠慮してしまう性格のなのでしょう。(多分)
今回は、最近よく僕が正面衝突する”ジレンマ”についての話題です。
もやもやし続けて毒を吐くよりも、何か生産的な行動をとることを心掛けているので、記事を書くという体でジレンマについて考える時間を設けてしまおうと思います。(そして、ある程度すっきりさっぱりして試験勉強に集中したい、という魂胆もあったり)
端的に言えば、ジレンマと「自分の中の価値観や考え方の基盤の揺らぎ」は鶏と卵のような因果関係を結んでいます。大体のジレンマは、結局のところ「何を判断基準にして考えていいかよくわからない」ということに集約できるのではないか、と今のところ私は考えています。そして、それが人を煩わせてしまうのは、「解決したいのに解決法を考えたり、それに取り組む時間が作れない(解決するべき問題ではあるが、それの優先順位を相対的に上げることができない)」というところにあると思います。
以前読んだ頭の回転数を上げる45の方法という本では、久保憂希也さんが「人間の判断では、ベストな解ではなくベターな解にしかできない」という内容を主張していました。私たちは、「できる限り良い判断をしたい、得したい」と思ってジレンマに陥った挙句、最適解を選ばないのに、どうして私たちはジレンマに日々苛まれ、時間を割いているのでしょうか。
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Q1.そもそもジレンマとは?
簡単に辞書の定義を載せます。
1 二つの相反する事柄の板挟みになること。「―に陥る」
2 論理学で、二つの仮言的判断を大前提とし、その判断を小前提で選言的に肯定または否定して結論を導き出す三段論法。例えば、「城にとどまれば焼き殺される。城から出れば切り殺される」「城にとどまるか、城から出るかよりほかに道はない」「故に、いずれにしても殺される」の類。両刀論法。
(デジタル大辞泉)
a situation in which it is very difficult to decide what to do, because all the choices seem equally good or equally bad
(Longman)
Q2.ジレンマには人間にとってどのような効用があるのだろうか?
①ジレンマと損得関係を扱う記事の紹介
旅行者のジレンマ 理屈じゃ解けない損得勘定 | 日経サイエンス
The Travelers Dilemma-Univercity of Virginia
www.cs.virginia.edu/~robins/The_Travelers_Dilemma.pdf